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きれいな髪に欠かせない! 「キューティクル」とは?

ヘアケア商品の宣伝やテレビCMでよく見かける「キューティクル」。美しいく綺麗な髪を象徴するものと思っていても、本当に理解している方は多くないのではないでしょうか。こちらではそのキューティクルの役目やサポート方法などをご紹介します。

 

 

キューティクル

 

キューティクルとは、髪毛の表面を覆っている薄い細胞の膜のようなものです。電子顕微鏡などで見ると魚のウロコのようになっています。

 

キューティクルは髪の表面に艶を出し、バリアになり外からの刺激から毛髪を防御します。更に、髪の内部の水分やたんぱく質を外に流出させない役目も持っています。

健康毛の場合は、表面のウロコ状は密に重なりあってキレイに整っていますが、外部からの刺激により傷んだ髪はウロコ状の組織が剥がれてガタガタになってしまいます。一度はがれてしまったキューティクルは、二度と直ることはありません。

 

 

キューティクルの剥がれる原因とは

 

髪を外部から守るの働きをするキューティクルですが、いくつかの弱点もあると言われております。

 

・摩擦

ブラッシングやタオルドライなどによる「摩擦」です。特に、髪が濡れている状態の時はキューティクルが開います。ですからこの状態でタオルで拭いたり、無理にブラシやクシを通したりするとキューティクルが破損してしまいます。

 

・熱

直射日光や紫外線、ドライヤーなどによる「熱」の事です。髪の毛の同じ箇所に集中して高温の熱や風が当たり続けるとキューテイクルの主成分でもあるケラチンが変性を起こし、はがれやすくなってしまいます。

 

・薬剤による加工

カラーリングやパーマによる髪の「加工」の事です。パーマ液やカラーリング剤はキューティクルを開かせて髪の内部に浸透をさせていくので、繰り返し行う事でダメージレベルが上がってしまいます。

 

このような刺激によりキューティクルが剥がれてくると、髪は水分やたんぱく質を髪の内部に保持できなくなりパサついてきます。そして色素も抜けやすくなり、最悪、枯れ葉のように非常にもろくなってしまいます。

 

 

キューティクルを守るには

 

一度はがれてしまったキューティクルは元には戻らないのです。髪にとって大切なバリアを守るには、どしたらよいでしょうか? キューティクルが傷む原因でもある「摩擦」、「熱」、「加工」をなるべく避ける事が重要となります。

 

・タオルドライやブラッシングはなるべくソフトに行い摩擦を低減すること。

・外出の時には紫外線から髪を守るために帽子などをかぶり、ドライヤーは同じ箇所に集中して当てないようにする。「低温のドライヤー」を使用することもお勧めです。

・パーマやカラーはできるだけダメージの少ないもの行い回数を減らす。

 

まずはこのような事でなるべく髪への負担を減らすことが、綺麗な髪への1番の早道となります。

 

キューティクルは一度はがれてしまうと再生することはできませんが、はがれかけている状態であれば修復することも可能な場合もあります。

髪が乾燥しだし「傷んだかも」と気になり始めたら、ダメージケア用のシャンプーやトリートメントなどを使い髪に栄養補給し、キューティクルの保護をしてあげましょう。

 

 

ダメージを受けやすくデリケートなキューティクル。美しく保ち続けられるかはあなたのお手入れ次第です。日々のちょっとした気遣いと、髪に優しいシャンプーやトリートメントで、キューティクルがしっかりと整った美しい髪を自分のものにしましょう。

 

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